アイロンが心血を注いで製造した最新鋭飛空艇。

通常の飛空艇はルミナリスを火と水を掛け合わせた蒸気魔法で蒸気に変えて蒸気の原動力とするレシプロエンジンという機関で推進するが、テスランにはプロペラはなく、ルミナリスを直接原動力として重力魔法で浮力を得て推進する機関で推進するためルミナリス効力が良く、長距離移動が可能となった。

この重力エンジンはアイロンが開発したもので、飛空艇にイノベーションを起こすものだった。

通常飛空艇が80㎞/h程度に対し、テスランは長距離航行で1,000㎞/hの航行速度を発揮する。